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日別アーカイブ: 2025年11月17日

第21回訪問看護雑学講座

皆さんこんにちは!
合同会社Fountain Valley、更新担当の中西です。

 

チームでつなぐ命のリレー

 

訪問看護は、決して一人ではできません。
医師・薬剤師・理学療法士・介護職員など、
多職種が連携して“在宅医療チーム”をつくります✨


在宅医療のチームとは

訪問看護ステーションを中心に、以下の職種が協働します。

‍⚕️ 医師:診断・処方・方針決定
薬剤師:服薬指導・副作用チェック
‍ 理学療法士:リハビリと身体機能の維持
‍ ヘルパー:生活介助・清掃・食事補助
ケアマネージャー:サービス全体の調整

このチームが連携して動くことで、利用者の「生活の質」を守ります。


連携のカギは“情報共有”

例えば、ある高齢の方が「食欲がない」と訴えたとします。
看護師がその情報を医師と共有すると、
薬の副作用かもしれないと薬剤師が提案し、
リハビリで嚥下トレーニングを強化する流れが生まれる。

一つの小さな変化が、チームの連携で早期対応につながります。


連携を支えるコミュニケーション

多職種が関わる現場では、
「誰が」「何を」「どこまで」行うかを明確にする必要があります。

そのために欠かせないのが、日々の報連相(報告・連絡・相談)
訪問ごとの記録や、LINE・クラウドでの情報共有が進み、
よりスムーズな連携が可能になっています✨


在宅でのチームの力

病院のように医師が常駐していない在宅現場では、
看護師が“医療の現場リーダー”となることも多いです。

判断力と観察力を発揮し、必要に応じて医師に連絡。
24時間体制で、命を守るチームの要として動いています。

“その人の生活を守る”――それが、チーム医療の真の目的です


まとめ

訪問看護は、チームの連携によって成り立っています。
一人の利用者を多職種で見守り、情報を共有し、支え合う。

それはまるで、「命のリレー」。
今日もチーム一丸となって、地域で暮らす人々の笑顔を守っています

 


合同会社Fountain Valleyでは、緊急時対応マニュアルの策定支援からスタッフ研修まで一貫サポート。いざという時も安心の訪問看護体制を共に築きましょう!

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