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月別アーカイブ: 2025年11月

第21回訪問看護雑学講座

皆さんこんにちは!
合同会社Fountain Valley、更新担当の中西です。

 

チームでつなぐ命のリレー

 

訪問看護は、決して一人ではできません。
医師・薬剤師・理学療法士・介護職員など、
多職種が連携して“在宅医療チーム”をつくります✨


在宅医療のチームとは

訪問看護ステーションを中心に、以下の職種が協働します。

‍⚕️ 医師:診断・処方・方針決定
薬剤師:服薬指導・副作用チェック
‍ 理学療法士:リハビリと身体機能の維持
‍ ヘルパー:生活介助・清掃・食事補助
ケアマネージャー:サービス全体の調整

このチームが連携して動くことで、利用者の「生活の質」を守ります。


連携のカギは“情報共有”

例えば、ある高齢の方が「食欲がない」と訴えたとします。
看護師がその情報を医師と共有すると、
薬の副作用かもしれないと薬剤師が提案し、
リハビリで嚥下トレーニングを強化する流れが生まれる。

一つの小さな変化が、チームの連携で早期対応につながります。


連携を支えるコミュニケーション

多職種が関わる現場では、
「誰が」「何を」「どこまで」行うかを明確にする必要があります。

そのために欠かせないのが、日々の報連相(報告・連絡・相談)
訪問ごとの記録や、LINE・クラウドでの情報共有が進み、
よりスムーズな連携が可能になっています✨


在宅でのチームの力

病院のように医師が常駐していない在宅現場では、
看護師が“医療の現場リーダー”となることも多いです。

判断力と観察力を発揮し、必要に応じて医師に連絡。
24時間体制で、命を守るチームの要として動いています。

“その人の生活を守る”――それが、チーム医療の真の目的です


まとめ

訪問看護は、チームの連携によって成り立っています。
一人の利用者を多職種で見守り、情報を共有し、支え合う。

それはまるで、「命のリレー」。
今日もチーム一丸となって、地域で暮らす人々の笑顔を守っています

 


合同会社Fountain Valleyでは、緊急時対応マニュアルの策定支援からスタッフ研修まで一貫サポート。いざという時も安心の訪問看護体制を共に築きましょう!

詳しくはこちらから!

第20回訪問看護雑学講座

皆さんこんにちは!
合同会社Fountain Valley、更新担当の中西です。

 

「看護は人と人の間に生まれる」

 

訪問看護の現場で、最も大切なのは“人と人との信頼”です。
どれほど医療技術が進歩しても、心が通わなければ看護は成り立ちません✨


初回訪問のドキドキ

初めて訪問するお宅。
ドアを開けた瞬間に、利用者様と家族の目に「看護師」がどう映るか――。
その第一印象が、その後の関係性を大きく左右します。

穏やかな表情であいさつ
清潔な身だしなみ
ゆっくりとした声のトーン

医療行為の前に、まず“安心”を届ける。
それが訪問看護師の最初の仕事です。


信頼を育てるコミュニケーション

訪問中、私たちは利用者さんと多くの時間を共有します。

「今日は体調どうですか?」
「お食事の味、最近変わってませんか?」
「この前のお孫さん、運動会どうでした?」

こうした小さな会話が積み重なり、
「この人なら大丈夫」という信頼が生まれます

信頼が築けると、
患者さんは自分の本音を話してくれるようになります。
その一言が、病気の早期発見につながることも少なくありません。


ご家族との関わり

訪問看護は、利用者本人だけでなく“家族全体の支援”でもあります。

介護に疲れたご家族には、
「無理しすぎないでくださいね」と声をかける。
夜眠れない不安を抱える方には、
「少しでも安心できる方法」を一緒に考える。

家族が笑顔になれば、患者さんも穏やかになります。
その循環をつくるのも、訪問看護の大切な役割です✨


看護師にとっての学び

訪問のたびに、私たちは“人間の強さ”を学びます。

病気や老いに向き合いながらも、
「今日もありがとう」と笑顔を見せてくださる利用者さん。

その姿が、私たちの原動力です


まとめ

訪問看護は、“心と心の看護”。
一人ひとりの人生に寄り添い、信頼を育てながら、
その人の「生きる力」を支えていく仕事です。

言葉だけでは伝わらない温かさ――。
それを届けるのが、私たち訪問看護師です

 


合同会社Fountain Valleyでは、緊急時対応マニュアルの策定支援からスタッフ研修まで一貫サポート。いざという時も安心の訪問看護体制を共に築きましょう!

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第19回訪問看護雑学講座

皆さんこんにちは!
合同会社Fountain Valley、更新担当の中西です。

 

“暮らしを支える医療”

 

病院ではなく、「自宅で過ごす」という選択。
その暮らしを支えるのが、私たち訪問看護師の仕事です🌿✨


🏠訪問看護とは?

訪問看護とは、病気や障がいを持つ方のご自宅へ看護師が訪問し、
医療的なケア・健康管理・リハビリ支援などを行うサービスのことです。

対象は幅広く、
👶 小児の医療的ケア児
👵 高齢者・要介護者
💊 退院後の在宅療養者
💖 ターミナル期(終末期)の方

「病院から家へ」という流れが進む中で、
訪問看護は地域医療の中核として欠かせない存在になっています。


💡訪問看護が担う3つの役割

1️⃣ 医療ケアの提供
 点滴・服薬管理・褥瘡(じょくそう)処置・カテーテル管理など、
 医療行為を在宅で行うことで、安心して生活を継続できます。

2️⃣ 生活支援
 入浴介助や清拭、食事や睡眠のサポートなど、
 “生活そのもの”を支えるケアも大切な仕事です。

3️⃣ 心のケア
 病気の不安、孤独、家族の負担――。
 訪問看護は「医療+心の支え」として、寄り添い続けます🌈


🌿病院と在宅の違い

病院では、患者さんが“医療の場”に合わせます。
一方、訪問看護では、看護師が“生活の場”に合わせます。

例えば、
・お部屋の明るさや湿度
・介助者の生活リズム
・家族のサポート環境

それらをすべて踏まえて、「その人らしい生活」を整えるのです。

“治す”から“支える”へ。
訪問看護は、医療の新しいかたちを実現しています💫


🌸まとめ

訪問看護は、単なる医療サービスではありません。
それは、患者さんと家族の人生に寄り添う“在宅の医療チーム”です。

🏠 家で暮らしたい
👨‍👩‍👧 家族と過ごしたい
🌼 自分らしく最期まで生きたい

そんな想いを叶えるために、訪問看護師は今日も地域を走っています🚗✨

 


合同会社Fountain Valleyでは、緊急時対応マニュアルの策定支援からスタッフ研修まで一貫サポート。いざという時も安心の訪問看護体制を共に築きましょう!

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